MAR邸
 京王線S駅より徒歩10分。高密度に細かく乱立する住宅地の一角にある。三方をぎりぎり住宅で囲まれ、道路認定を受けていない私有地通路に面する敷地で 狭小敷地でありながらケンペイ率40%、容積率80%の厳しい条件のなかで合法的に建った建物。(通常道路に面しない敷地では建物は作れないが条件付で認可された)建築の重力を消去するという大テーマのため、外壁はシルバー色、室内床壁天井全て真白、螺旋階段は最小フレームのみで構成した、家族5人の住宅。
  
左側に玄関がある。容積
率緩和をするため半地下に寝室を配した
  
道路側が駐車場になっている
 
2階LDK。床壁天井を真白にすることで、実際の空間よりも広がりを感じる空間。
 
2階DK。全て白色にすること
で空間の広がりがある。

2階居間。構造体の梁が見える。 
 
収納が浮いている玄関。 

地下の寝室。天井がコンクリート
打ち放しである。
 
 
 下の螺旋階段。重さを感じさせない、存在感をなくすために、極限の構造の螺旋システムである。
 
1Fから2Fに上る階段