OGA邸

台東区浅草。極端な狭小敷地に建つ鉄骨5階建て住宅(1階のみ店舗)。エレベーターと階段だけで平面の1/3をしめる。この雑踏のなかの繁華街に暖かな光を照らし出す灯台として位置付けをし、最上階が主張する形態としている。商店街に建つこのビルは下部がアーケードになっていて、平面的に限りがあり形態に凸凹をつけられなかったため開口部やタイルで独自性の表現をしている。内部プランは階毎に居室を作ることになるため、階段室をできるだけストリップ階段にすることで、どこにいても人影はもちろん音や香りなどで家族が意識できるように視覚的に上下のコミュニケーションがとれる仕掛けを考えている。 


5階最上階だからこそできる天井の高い居間がある。EVがあるからこそできる技。

商店街に建つこのビルは下部がアーケードになっている。平面的に限りがあり形態に凸凹をつけられなかったため開口部やタイルで独自性の表現をしている。