TKU邸

地下1階、地上2階。外壁に打放しコンクリートとイタリアンスタッコ左官仕上げを併用した専用住宅。外観は両手で建物を暖かく包んだようなイメージでに仕上げている。吹抜けの玄関ホールを入ると、半階下がったところに書斎、半階上がったところにLDKがあり、扉や開口部を透明にすることで 立体的に分断されがちな書斎や玄関ホールやLDKを空間的に一体化している。玄関ホール正面に入ると、オブジェ化した流線型の照明ボックス(内部は洗面所)が迎えてくれる。けっして広くはない床面積であるが、広がりをもつしかけを考えている。

この建物は角地に立つ
 
  玄関内部。写真右面曲面は打ち放しコンクリート。
その曲面に合わせて洗面所ドアも曲面になっている。

裏側からの外観

玄関

リビングガラス越に玄関吹き抜け
が見える